基本ガイドレビュー情報なし

Start Here

JoyFarm はじめに

JoyFarm の活動紹介と菌ちゃん農法の概要

読了目安

2

セクション

5

出典資料

2

読み方のガイド

JoyFarm の知識ベースは現場の実践知を読みやすく再構成したものです。監修前の項目は参考情報として扱い、急な病気や深刻なトラブルは鈴木さんへの相談を優先してください。

Visual Primer

菌ちゃん農法が成り立つ3つの柱

白い菌糸ネットワークが安定して育つには、排水・資材・時期の3条件がそろうことが重要です。

排水を確保する

高畝や排水層で水を逃がし、糸状菌が酸欠にならない環境を保ちます。

炭素資材を選ぶ

落ち葉・木・竹などの炭素率が高い有機物を、事前に野ざらしして使います。

暖かい時期に進める

低温期は菌の活動が鈍るため、3月以降の養生で本来のスピードを出します。

この3条件のどれかが欠けると、発酵が止まったり、腐敗や過湿に傾きやすくなります。

JoyFarmのイベントブース — 地域の皆さんとつながる場

JoyFarm とは

JoyFarm(ジョイファーム)は、保育園を拠点とした自然農法による野菜づくりのコミュニティプロジェクトです。鈴木裕之さんが中心となり、子どもたちや保護者が一緒にコンテナ栽培を楽しみながら、食育と自然とのつながりを体験しています。

菌ちゃん農法とは

JoyFarm が取り入れている「菌ちゃん農法」は、吉田俊道氏(元長崎県農業改良普及員・株式会社菌ちゃんふぁーむ代表)が提唱する土づくり農法です。

一言でまとめると:

高畝(45cm以上)+ 炭素資材 + 黒マルチ により、糸状菌と窒素固定細菌の共生ネットワークを3〜4ヶ月で構築し、無肥料・無農薬で野菜を育てる土づくり農法

炭素循環農法にマルチをかけて時短化した手法で、提唱者自身が「ロープウェイ農法(7合目まで時短)」と表現しています。

再現性の鍵3つ

  1. 排水確保 — 高畝45cm以上 + 傾斜のある通路溝で、糸状菌が水没しない環境を維持
  2. 有機物の質と量 — 木・竹・落ち葉など炭素率(C/N比)の高い粗大有機物を十分量投入し、数ヶ月野ざらしで事前に糸状菌を付着させる
  3. 時期と温度 — 12〜2月の低温期は糸状菌の活動が鈍化するためカウントせず、暖かい時期(3月以降)に畝づくりと養生を行う

よくある誤解

  • 「完全放任で育つ」は誤り — 初期の高畝構築は重労働で、観察と適度な介入(有機物追加、水分管理)が必要です
  • 「どんな有機物でもOK」は誤り — 新鮮な生ごみや油分の多い残渣は腐敗・悪臭の原因に。野ざらしで事前発酵させた炭素資材が原則です
  • 「1年目からマメ科を植えられる」は誤り — マメ科の根粒菌が窒素を供給してしまい、糸状菌が育ちにくくなります。マメ科は2年目以降推奨です

JoyFarmの店舗 — 新鮮な野菜を地域に届けています

コンテナ栽培について

JoyFarm では、保育園の園庭やベランダでもできるコンテナ(プランター)栽培を中心に活動しています。プランターでも菌ちゃん農法の原理を応用でき、深さ40cm以上のプランターがあれば始められます。

詳しい手順は「コンテナ栽培のセットアップ」をご覧ください。

Related Guides

続けて読むと理解しやすい記事